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大規模組織から転職してみて 〜環境・風土の違いと気づき〜

初めまして。株式会社エイチームライフデザインでSEOマーケティングを担当している濱口です。
前職では大規模組織とされる企業でのSEOマーケィングを担当していました。
ご縁があり、2020年3月に株式会社エイチームライフデザインへ入社し、運営するサイト「ナビクル」のコンテンツマーケティング/SEOを担当しています。

前職とは全く毛色の異なる風土・環境となった中、「大規模組織」からの転職ならではの気づきについて、今回綴ってみようと思います。


大規模組織から転職しての気づき

今感じている、最大の気づきは学ぶことや勉強は多いが、自身の市場価値を高めることができ、裁量を持って事業に取り組むことができるということです。
前職では外部のコンサルティングを利用しながら、施策の意思決定をするに留まっていましたが、現在は施策の調査・立案から実装のディレクション、計測・分析を次々と進めています。
ユーザは一体何を求めているのか、どうしたらより良くなるのかを、日々数値と向き合いながら直向きに取り組み、改善していく毎日です。
ニーズと向き合い分析し、それを元に複数方面での施策を実行するため正直忙しい状態にはなります。もちろん思うようにいかないことも多くありますが、良い方向で結果として出て、数値となった時の喜びはとても大きいです。
大体的な所感はここまでとして、次に組織・風土にフォーカスしたお話に移ろうと思います。

裁量の違い・ボトムアップができ、意見が通りやすい環境

前職の大規模企業だと意見を通すこと自体が難しい状態でした。
SEOひとつとっても手法や施策をメンバー個人の意見で変えてみる、チャレンジしてみるということが気軽にできず、裁量もない状態です。
なので基本、まずは上長に掛け合います。
ただ、年功序列式の組織形態も相まって、変えることに抵抗を持つ方が多い環境であったり…と、通るまでに時間がかかりやりたい時にやれないといったことや、そもそも通らないものも多くありました。

弊社では​​経営理念実現のための価値観として"Ateam People"という指標があります。
そこに「変化を前向きに捉え、適応していく」というテーマがあるように、前向きな変化に対して抵抗のある人はおらず、またボトムアップしやすい風土が根付いています。
そのためメンバーからの意見も通り易く、個人で裁量を持って取り組むことができる機会が非常に多い印象です。

他事業部との連携・職能間での頻繁なコミュニケーション

他の領域・事業部や職能とのコミュニケーションを取る機会がとても多いと感じています。
現在は出社も可能ですが、リモートで対応する方が多い状況です。
私もほぼ自宅でリモート対応していますが、チャット等のコミュニケーションツールも全員が積極的に活用しています。
それにより声をかけやすい環境が整っているので、頻繁にコミュニケーションが取れ、相談やメンバーの状態、他事業部での動きなどをキャッチアップしやすい環境になっています。

これらの状況を常にキャッチアップできると、施策の相談ができそうだとか、他の事業部での成功体験を拾ってこちらでも展開してみる等、よりスピード感をもって連携・対応ができるといったメリットがあると感じています。

経営状況が把握しやすい

週に一度、全社のミーティングがあるので現在の経営状況を全員が把握できます。
自分の事業部だけでなく、他の事業部についての状況、会社全体としてどのような状態であるのかを経営陣、ましてやマネージャーなどでもないメンバーも含めて週次で知ることができるという事はなかなかないのではないでしょうか。

次でも触れますが、細かい単位で経営状況を知れる事で、自身の目標や予算などをより自分事化することができます。
コミットしなければならないことが明確になるだけで、必然的に目標へのロードマップが引きやすく逆算できる部分も出てくるので、より具体的に数値に落とし込み、業務に当たることができます。

数字への意識が高いため会社経営の自分ごと化がしやすい

先に話した通り、全社のメンバー個々が経営状況を認識することで、数字意識を持つことができているという事ではないかと感じています。
意識をしない人がいるより、全てのメンバーが意識した方が、同じ方向を見ることになるので、共通の目標があれば達成しやすいと思います。
その風土が整っているため、全社的に数字意識が高く、ミーティング等でも個人単位で数値に対しての課題を認識していると強く感じます。

入社するまでも、目標やKPIに関して考える事はあれど、経営状況についてはそこまで意識していなかったので、全社ミーティングが頻繁にあるという事、さらには会社経営をブレイクダウンし、個人個人が数値意識をとても高く持っていることについても驚きでした。

様々な領域のスペシャリストがいるため、レベルの高い知識が身につく

コンテンツマーケティング/SEOだけではなく、社内にはデザイナー・エンジニア・ビジネスどれをとっても高いレベルのメンバーが在籍しています。
スペシャリスト職と呼ばれる方もおり、何か分析や検証、施策の方針で迷った際は知見を伺ったり、アドバイスやフィードバックをいただいたり、手を借りることも可能です。

隣接領域についての知識や興味を常に持っているからこそ、別の視点を得られる機会も多くあります。
自分視点では気づかなかった物事を別視点で指摘いただくことで、ユーザライクな検証・施策が回せたり、手順を1つ省くことができたりとするので、業務内で助かることも多いです。
また、その知識や視点が1度フィードバックをいただくことで気づきとなるため、自身の知識となり、より精度の高い考察やスキルアップに繋がっていると感じます。

最後に

いかがでしたでしょうか。
転職した当初のことも振り返りながら違いをまとめてみましたが、改めて環境や風土、働く人によってできることや自身の幅が変わったな…と再度実感しました。
チャレンジできる環境・風土が整っていて、裁量を持ちながら業務に直向きに取り組める。
また多くの経験ができ、スペシャリスト等との連携によって知識も増やすことができ、自身の市場価値も高めることができる、といった日々は結構充実しています。

まだまだ取り組むべきこと、やるべきことが次々と出てくる状況の中、枠に囚われることなく「ナビクル」のコンテンツマーケティング/SEOをより良くしていくために、日々学びを欠かさずに邁進したい次第です。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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