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【完全版】インスタを0から1,000フォロワーまで伸ばしたアカウント運用法

こんにちは、株式会社エイチームライフデザインが運営するサイト、「イーデス」のSNS運用を担当している西と立石です。

「イーデス」は2022年11月にリニューアルしたサイトです。
サイトのリニューアルにあたりインスタグラムでの情報発信を開始しました。

4か月半かかりましたが、インスタグラムをフォロワー0人から1,000人まで伸ばすことができたので、どのような施策を打ったのか共有したいと思います!

毎日投稿する

運用6か月で220投稿超

基本的に毎日投稿を行います。毎日投稿することで、アカウントがアクティブであることが他のアカウントに伝わりますし、インスタグラム側にもポジティブに受け取られます。

ただ、毎日投稿するためには相応の工数がかかります。工数不足は企業でインスタグラムを運用するうえで一番の障壁になるといっても過言ではありません。

本格的なアカウント運用が始まる前に、人数を増やしてもらったり、外注できるだけの予算を取ったりして、工数不足の問題を解決しておきたいところです。

一方で「すぐに成果が出づらい」・「明確な売上に必ずしもつながるわけではない」という点から、会社としてインスタグラムを運用する人はリソースを確保するのが難しい、という問題点もあります。
適切なリソースを確保して、社内理解を得るためには、インスタグラムに取り組む意義や目的をきっちり要件定義して、社内で認識を合わせておくことが必須です。

工数が足らず、運用ペースが担保できないとリーチ・フォロワーが伸びづらい点は否めません。結果的にインスタグラムのアカウント運用を止めることになる可能性もあります。

そうならないためにも、要件定義を行った上でまずは毎日投稿できるだけの体制を作っておくことが大切です。

ストーリーズの活用

ストーリーズを活用する目的は以下のふたつです。

  • フォロワーとの親密度を築く

  • フォロワーへの投稿の周知

それぞれ解説していきましょう。

フォロワーとの親密度を築く

フォロワーに対して双方向のコミュニケーションを行います。アンケート機能などが主なやり取りの手法です。

双方向のコミュニケーションを取ることで親密度というシグナルが貯まり、フォロワーがインスタを見た際にストーリーズ欄は左に、フィード欄は上などとよく見られる位置に表示されやすくなると言われています。

フォロワーへの投稿の周知

フィードやリールの投稿をしたら、ストーリーズで投稿したことをフォロワーにシェアします。フィード投稿やリール投稿をするだけで、フォロワーは見てくれるのでは?と思うかもしれませんが、実際はそれだけでは不十分です。

理由はふたつあります。

ひとつはフォロワーがインスタのホーム画面を開いた際にフィード欄は1アカウントしか見えませんが、ストーリーズ欄は3アカウントほど見えるからです。

ホーム画面のファーストビューでストーリーズは複数アカウント見れる

フィードでは1番上の位置を取らなければ、ファーストビューでフォロワーの目に入ることはできません。ですが、ストーリーズなら上から3番以内の位置を押さえられれば、フォロワーの目に入ることができます。

もうひとつは、フィードよりもストーリーズをよく見るアカウントが多いからです。

サムライト株式会社の調査データを抜粋
(参照:https://media.somewrite.com/instagram_usersurvey/)

上記のデータを見ると、フィード投稿やリール投稿より、ストーリーズが一番見られていることが分かりますね。

そのため、投稿したらフォロワーに周知する意味合いでストーリーズを活用すべきなのです。

①フォロワーとの親密度を築く
②フォロワーへの投稿の周知
上記の2点の観点から、ストーリーズを積極的に活用する必要があると感じて頂けたかと思います。

リポストアカウントへの掲載オファー

リポストアカウントとは、Webサイトでいうキュレーションメディアのような位置付けのアカウントを指します。
他のアカウントの投稿を、許諾を得て転載するような運営方法をしています。

左が制作アカウント、右がリポストアカウント

一般的な流れとしては、リポストアカウントから制作アカウントに転載依頼のDMなどが送られてきて、制作アカウントはそれに応じるだけなので、制作アカウントからリポストアカウントに積極的にコンタクトを取ることはありません。

とはいえ初期の制作アカウントに対して、リポストアカウントから転載させてほしい旨のDMが届くことは稀。

そこで、今回推奨するのは制作アカウント→リポストアカウントへ逆に掲載オファーするスタイルです。

リポストメディアに掲載してもらえれば、自アカウントのフォロワー以外の方にリーチができます。
そこから自アカウントをフォローしてもらえる可能性もあります。

発見タブに投稿が表示されない、フォロワー1,000程度のアカウントには、フォロー外の方に接触できる機会自体が貴重です。
掲載オファーすることでそのような機会を創出できることが、この取り組みのメリットです。

正直、10アカウントにDMを送っても転載してもらえるのは1アカウントくらいです。初期の打率は1割程度と、転載先のリーチ数次第では工数対効果が見合わない可能性もあります。

とはいえ、自身のアカウントのみのリーチでは伸びづらいため、リーチを少しでも伸ばすためにリポストアカウントへの掲載オファーは行っておきたいところです。

Lemon8への横展開

Lemon8とは、TikTok を運営するByteDance(バイトダンス)が運営する、Instagramに近いプラットフォームです。

インスタで投稿したコンテンツをLemon8に流用します。Lemon8の運用目的はInstagramのフォロワー数増加です。

インスタではストーリーズを充実させるなどして、Lemon8の投稿を見ているだけでは得られない情報を流し、インスタをフォローするメリットを与えましょう。

先述したとおり、Lemon8はほぼインスタに近いデザインなので、インスタで作った投稿をそのまま載せることが可能です。

工数という観点では、手間のかからない楽な施策になります。

リールの活用

そもそもの話になりますが、初期アカウントはフィード投稿でリーチを伸ばしていくこと自体、難易度が高いです。

そのためフィードと比べると外部への露出が見込めるリール投稿もしていきます。

さまざまな投稿を試しましたが、2023年5月現在では比較表を作ってリール投稿するパターンが一番伸びました。ただしリールは流行り廃りが激しく、数か月経過すると全くウケないコンテンツになっている可能性があります。

そのため常に競合アカウントをリサーチし、どんな投稿が流行っているのかウォッチしておくことも大切です。

既存投稿の再投稿

運用開始して3か月も経過すると、既存投稿をブラッシュアップして再投稿することも検討しましょう。

同じ投稿を再度投稿するのはアリなの?とよく聞かれますが、結論再投稿はOKです。なぜなら数か月も経つとフォロワーはどんどん増えていき、また既存フォロワーはフォロー解除もしていきます。

なので3か月も前の投稿だと、ほとんどのフォロワーにとっては初めて見る投稿になるのです。

再投稿する際は、以下のポイントを抑えましょう。

  • ENG数が多い

  • ENG率が高い(リーチが伸びていない結果ENG率が高いのはNG)

  • 保存数が多い(いいねと保存だと保存の方が良いです)

  • リーチが伸びている

過去伸びている投稿=自身のフォロワー属性にウケやすい投稿である可能性が高いためです。

まとめ

Instagramを0人→1,000人まで増やしてきた方法を紹介しました。

たくさん施策を書きましたが、大切なことは(最低限のインスタのルールを理解したうえでですが)フォロワーさんにとって役に立つコンテンツを届けていくことだと思います。

これからもインスタを運用していくうえで得られたノウハウを発信していきますので、見ていただけると幸いです。

また、エイチームライフデザインのnoteでは、コンテンツマーケ・アドマーケ・ブランディングデザインなどのノウハウや社内事例を紹介していますので、ぜひフォローやスキをいただけると幸いです(一緒に働ける仲間も募集しています🎉)

本記事をご覧いただきまして、ありがとうございました!

※この記事は2023年5月時点の画面をもとに記載しています。

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