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記事の品質向上と管理体制を整えるために行った3つのこと

こんにちは!株式会社エイチームライフデザイン でSEO・コンテンツマーケティングを担当しております、間 まりなと申します。

本記事では、「記事の品質向上と管理体制を整えるために行った3つのこと」と題して、記事改善の事例を紹介します!

記事メディアを運営している私たちのチームでは、このような課題が発生していました。

  • 記事ごとのパフォーマンス管理ができていない

  • 記事の検索順位をもっと上げたい

  • 記事管理の工数を削減をしたい

記事メディアを運営していると、上記のような悩みはあるあるですよね。上記の課題を解消するために3つの取り組みを行ったので、詳しく紹介します。

何をしたのか?

実際に取り組んだ内容は、こちらの3つです。

  1. 悪化にいち早く気づく!記事の健康状態の見える化

  2. 納品の質を改善!外注パートナーのスキル上げ研修

  3. やりっぱなしNG!リリース後の振り返りフォーマット化

記事の執筆からリリースまでのフローに当てはめると、それぞれ以下の箇所での改善の取り組みになります。

1. 悪化にいち早く気づく!記事の健康状態の見える化

取り組み内容

1つ目に、記事の健康状態の見える化に取り組みました!

取り組み以前は、記事メディア全体のKPIの悪化・良化は一目で確認できていたのですが、「どの記事が?」「セッションが悪化?CVRが悪化?」などの細かい実績を確認するためには、Google Analyticsを確認しないと見れない状態でした。

そこで、Google Analyticsから自動でデータを取得できるようにスプレッドシートを加工し、健康状態の見える化を実施しました。

成果物

作成したシートのイメージ図です。(※イメージであり、実際の数値ではありません)

こちらのシートは、Google Analyticsのアドオンを使用してレポートを出力しています。

記事別のセッション・CV数・CVRなどのKPIの推移を自動更新で一目で見れるように加工しており、その結果ポテンシャルの高い・低い記事や良化・悪化している記事が一目瞭然になりました!

記事の悪化・良化にいち早く気づき、対策をするべき記事の選定がしやすくなりました。

作り方

2. 納品の質を改善!外注パートナーのスキル上げ研修

取り組み内容

続いて、外注ライターの執筆スキルを向上するためのライティング研修を実施しました。

私たちのチームでは、記事執筆の一部を外注パートナーに依頼しているため、外注パートナーと一緒にライティングスキルを磨くべく、研修を企画しています。

弊社では、tami-coというツールを用いてユーザーニーズを定量化して記事に活かす手法を採用しており、tami-coを提供しているCROCO株式会社の方を講師にお迎えして、定量調査を用いたライティングについて学んでいます。

SEOのコンサルを新たに迎えてライティングの議論を行うことで、執筆の品質向上を目指しています。

3. やりっぱなしNG!リリース後の振り返りをフォーマット化

取り組み内容

最後に紹介するのは、リリース後の振り返りをフォーマット化する取り組みです。

取り組み以前は、決まったフォーマットがなく都度リライト後の成果を確認するようになっていました。

そこで今回、リリースしっぱなしを防ぎつつ最小工数で振り返りができるようにフォーマットを整える試みを行いました。

成果物

この取り組みでは、成果の振り返り用シートを作成しました。
作成したシートのイメージ図がこちらです。(※イメージであり、実際の数値ではありません)

黄色のセル部分を指定してデータを更新するだけで、施策をリリースしてからの成果を振り返ることができます。

このシートは、「① 悪化にいち早く気づく!記事の健康状態の見える化」と同様、Google Analyticsのアドオンを利用してデータを加工しています。

振り返りでは、サイト内のユーザー行動に関する変数を確認した上で、Google Search Consoleで取得した順位変動も確認しています。

シートのお陰で、リリース後の成果を最小工数で振り返ることができるようになったほか、月に1度更新を行うルールを定めたことで記事のリリースしっぱなしを防ぐフローにしています。

まとめ

今回は、記事の品質を上げるための取り組みを3つ紹介しました。

研修を通じたライティング品質の向上と並行して、記事管理を仕組み化して整えることで、より良い記事選定・記事リリース・振り返りが行えるようになりました。

私自身も、研修を通じて学びになることが多いと感じていますし、メディアの状況把握がしやすくなったことで空いた時間をよりクリエイティブな時間に使うことができていると実感しています。

メディアというのは、記事が上位を取得すればするほどさらに品質を上げていくことが難しくなりますし、記事数が増えれば増えるほど管理も大変になっていきますよね。

そんな時は仕組みを整えることで、より品質の高いメディアを目指せるのではないでしょうか。
同じ課題を抱える記事メディア担当者様の参考になれば幸いです。

また、エイチームライフデザインのnoteでは、コンテンツマーケ・アドマーケ・ブランディングデザインなどのノウハウや社内事例を紹介しています。(一緒に働く仲間も募集中です🌼)
ぜひフォローやスキをいただけると嬉しいです!

本記事をご覧いただきまして、ありがとうございました!

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